倉庫業とはどのような業務なのか?実際の作業内容


倉庫ではどんな作業をしているか

街にある倉庫の存在に気付いていても、中でどういった作業が行われているか知らない人も多いと思います。倉庫業とは、ひたすら中にある荷物をチェックしているイメージもあるかと思いますが、概ね合っています。ただ、それにまつわる細々とした作業がたくさんあるのです。また、入出庫が必ずあるものなので、トラックが頻繁に出入りしていて、バタバタした業務と言えます。入出庫と言っても入庫と出庫で別々にトラックからの積み下ろしが発生するため、その日に一度ずつ必ずある大きな作業になっています。入庫は午前中、出庫は夕方のところが多いでしょう。主にその倉庫の中身が、メーカーから入庫され、運営している会社からの指示で別の会社や顧客に向けて発送、出荷されます。それぞれの作業で必ずチェックして、間違いなく作業を行うため、量が多い場合は人手のかかる作業と言えます。

入庫一つ取っても大変な作業

入庫では納品書が添えられていて、間違いなくその通りに商品が入って来ているかチェックしながら、規定の場所に商品を保管します。入って来た商品を置く場所が空いていて、予定通りなら入れるだけですが、空いていなかったり溢れるようなら別の場所を用意しなければなりません。また、簡単に入庫と言っても重い商品だった場合は1個運ぶだけでも大変で、時間が掛かります。フォークリフトなど機械を使える場合もありますが、室内の場合は最終的に手作業になります。それが何十個もある場合は運ぶだけで数時間掛かるので、そういった人員の手配は予め済ませておかなければなりません。予想外の部分というより、予想通りの部分でも物によっては大変、というのが倉庫業と言えるかもしれません。

3PLとはサードパーティーロジスティクスの頭文字から取った略称で、企業が物流部門の全体もしくは一部を外注に出す業務形態のことです。